手作りファンデーション、チーク、アイシャドウの作り方のよくある質問をまとめてみましたので、ご参考になさってみてください。
当店では、下記の2商品がオススメです。
親油性・植物由来コーティングあり/粒子が細かく、透明性と安定性に優れ石けん水で落ちやすいタイプとなります。
・【cs-04】二酸化チタン (アミノ酸コーティング)
・【cs-16】微粒子酸化亜鉛(アミノ酸コーティング)
* 二酸化チタンと酸化亜鉛を組み合わせてお使い頂くことも可能です。
親水性は乾燥しやすいため手作り化粧品には親油性がよく使われています。 特にパウダリーファンデーションなどパウダー状で使うものは、親油性がお勧めです。クリーム状の物は、親水性でもよいかもしれません。 また、アミノ酸コーティングは、弱酸性で柔らかな感触の植物性由来のコーティングが使われていて、他に比べて石鹸で落ちやすいタイプとなります。
* 手作り石鹸には親水性/親油性が使えますが、親水性がよく使われているようです。
オリーブ乳化ワックスは、エマルシファイイングワックスと比べるとあわせる精製水の量が少ないとクリームが分離しやすくなります。
微粒子の二酸化チタンや酸化亜鉛は少量でもふわふわしていて嵩(かさ)が大きいですね。
そのため、粉が精製水を吸ってしまい、乳化させるための精製水の分量が減ってしまいます。すると出来上がり寸前でクリームが分離してきてしまうことがあります。
もし、分離してしまったときはあきらめず精製水を足してから、再度湯煎で温度を上げて頂き、クリーマーで混ぜて下さい。
* 特に微粒子タイプの二酸化チタンや酸化亜鉛は、嵩が大きいためご注意ください。
酸化鉄から色合わせをする場合、乳鉢の底に酸化鉄のパウダーが付いてしまいがちです。ゆっくりとベースの白い粉と混ざっていきますが、酸化鉄が混じったと思い込み、酸化鉄を追加していくとどんどん濃い色になってしまいます。
また、カラーパウダーでお好みの色をミックスしていくうちに量が増えていき、気に入った色にならずにただ量が増えてしまった。
こんな風にならないように乳鉢を使う際には十分に時間をかけて混ぜてください。そして、思うような色がでず別の色を追加する時は、少量を取り分けして試すようにしてください。
オイルを多く入れ過ぎ練りすぎたとき、粘土のように固まってしまい粉がパフに付きにくくなります。オイルの入れすぎには注意して下さい。
プレスト表面を指で擦ったり必要以上にすると手の油分が表面に付き固くなってしまうこともあります。
また、無水エタノールを入れ練りすぎた場合にも固くなることがあります。クリームの様になるまで入れずに写真の様に乾いている粉がない位の湿り気にして下さい。
このような時は、粉をくずして少量の0.5〜1gのパウダーを足します。それを茶こしなどで一度こしてから、アルコールを足して再度プレスしてください。
アイブロウを固くしたい場合にはBGやアルコールを少しだけ足すと固い仕上がりになります。
アルコールを多く入れ過ぎたとき、オイルを入れずにプレスしたときに乾燥しすぎて割れてしまうことがあります。 このような時も粉をくずして茶こしを使い、パウダー状にします。そして、オイルとアルコールを足して再度プレスしてください。
アルコールを多く入れ過ぎたとき、オイルを入れずにプレスしたときにアルコールが乾燥した分、中身が少し小さくなり金皿からとれてしまうことがあります。 このような時も粉をくずして茶こしを使い、パウダー状にします。そして、オイルとアルコールを足して再度プレスしてください。このとき、アルコールを入れすぎないように注意が必要です。もし、アルコールを入れ過ぎたときは、少し乾燥するまで金皿に入れずに様子を見てください。写真の様にぼそぼそしていても濡れている感じがいいようです。
アイシャドウなどカラーコスメの香り付けは必要ありませんが、
もしお使いになるとしたら精油や肌につけられるフレグランスオイルを
使うことができます。
敏感肌の方や目の回りに使うのアイシャドウは入れずにお使いください。
プレスする際に使うアルコールに混ぜて入れてください。
《配合量》
・フレグランスオイル/精油 ……… 金皿1個分:約1滴
* 精油は天然成分ですが作用が強い物もあります、敏感肌の方は十分注意してお使い下さい。
商品内容や保管・使用上の注意は、あらかじめ商品詳細ページにてご確認ください。