軟膏(バーム)やリップクリームを作りはじめてレシピを自己流で‥‥‥アレ〜固まらない、分離した、ザラザラする、柔らかすぎ〜〜この前はうまくいったのに?〜簡単そうに見えて以外と失敗が多いものです。
同じワックスやバターでも素材の質が違ったりすると出来上がりもまちまちですが、ご参考になればと思います。
リップチューブに流す場合は固まり始める寸前に一気に流して下さい。少ししてから継ぎ足しをすると、使いだしたときにその部分からとれてしまいまう事があります。
リップチューブに流し入れたとき、写真のように表面張力で盛り上がるくらい入れると固まるときに縮むのでちょうどよくなります。
プレゼントなどできれいに仕上げたいときは、上の盛り上がった部分をきれいに切り落とし平らにして下さい。
* 熱い状態で流すと回しても上がってこない、漏れなど容器が破損します。
ケースに流す前に透明のガラス容器で作る事で、固さや使用感をあらかじめ確認する事ができます。問題なさそうだったら再び溶かしてケースに流して下さい。
《リップチューブに入れて自然に固める》
・固く作る必要がある
・素材が均一に固まる必要がある
《クリームジャーに入れて自然に固める》
・空気が入らないため固くできる
・素材が均一に固まる必要がある
《クリームジャーに入れて手早く混ぜながら固める》
・混ぜる時に空気が入るため柔らかい使用感にできる
・混ぜる事である程度素材が均一に混ざる
・ハチミツや水溶性成分を混ぜるときの方法
はじめてのレシピで不安があるときは透明のガラス容器で試しに作ってみる。ハチミツは底に沈んでいたり、中央だけ柔らかくなっていたりするのが確認できるので、失敗が少なくなります。
問題なさそうだったら再び溶かしてリップチューブに流して下さい。
ただし、加熱に弱いオイルやバニラ・ハニーパウダーは溶け固まるのでこの方法はお勧めできません。
リップクリームを作る時に一番きになるのがしっかり固まるかどうかですね。上記のしっかり確認までは面倒な場合は、スプーンやスパーテルの先に溶けている状態のリップ材料を少しだけつけてみてください。固まるかどうか、大体の硬さを確認することができます。この時使うものは、金属のスプーンなどがお勧めです。他の素材より冷たいので確認のために固まるまでの時間が短いようです。
その後、問題がなければそのままチューブなどの容器に流してください。
電子レンジで溶かす方法もありますが、湯煎の方が早く溶ける場合もあります。個人的には湯煎が目で見て確認できますのでお勧めです。洗い物が多くなりますが・・・
商品内容や保管・使用上の注意は、あらかじめ商品詳細ページにてご確認ください。