リップグロスや口紅の色をもっと自由に発色させたい、微妙な光加減を調節してみたい・・・
色材の種類や輝き、明るさを演出できる素材を提案してみましたが、実際にはどのように発色するのでしょう。
質問の多い“色”について、写真付きで少しまとめてみました。
二酸化チタン(親油性)………………………明度を上げる/マット感がでる
酸化亜鉛…………………………………… 明度を上げる/一番マット感がでる
ホワイトスパークルマイカ……………………明度を上げる/マット感に欠けるが輝きはある
ダイヤモンド・パールマイカ………………… 明度を上げる/マット感に欠けるが輝きはある
マイカパウダー……………………………… 明度にあまり変化なし/マット感にはならない
超微粒子シルクパウダー……………………明度にあまり変化なし/マット感にはならない
タルク…………………………………………明度にあまり変化なし/マット感にはならない
コーンスターチ……………………………… 明度にあまり変化なし/マット感にはならない
真珠パウダー…………………………………明度にあまり変化なし/マット感にはならない
* もとの色は、ma-53 ブーゲンビリアを使用
酸化鉄:黒………………………………………明度を下げる/ややマット感がでる
* もとの色は、ma-53 ブーゲンビリアを使用
ダイヤモンド・パール………………………………………混ぜるとキラキラ感がでる
ホワイト・スパークル……………………………………… 混ぜるとシルバー系の輝き感がでる
パールマイカ(ゴールド)……………………………………混ぜるとゴールド系の輝き感がでる
当店では、元の色ので反射するものをノーマル、ゴールドやシルバーに輝くものをそれぞれ干渉色とし販売ページでは表示しています。例えば同じグリーンのパウダーでもゴールドに輝きがでるものとシルバーのものがあり、印象が違いってきます。
干渉色(Gold)……………………………………………… シルバー系の輝き感がでる
干渉色(Silver)………………………………………………ゴールド系の輝き感がでる
* もとの色は、ma-53 ブーゲンビリアを使用
酸化鉄/ウルトラマリン………………………………………マット感がでる
カラーパウダー(Fシリーズ”のマイカ)……………………マット感がでる/やや光沢感のでるものもある
右の写真のカラーマイカパウダー(コーラル、ブーゲンビリア)は、Fシリーズの色材と比べると輝きが出ているのがわかります。
色材が実際に口紅になった時にどんな色になるのでしょう。
乾燥したパウダーの時とはちょっと違います・・・
イメージとしては、乾いた土が雨で濡れると色が濃くなりますね。
そんな感じで、乾いている時と色のイメージが変わります。
見た目では判断しにくいので実際にミツロウとオイルを混ぜた物で確認すると
良さそうです。
また、同じ色でももとの唇の色が人によってちがうので、発色も微妙に違ってきます。
商品内容や保管・使用上の注意は、あらかじめ商品詳細ページにてご確認ください。