軟膏や練り香を作るときに使うことができる保存剤を提案をしていきますのでご参考になればと思います。
GSE(グレープフルーツシードエクストラクト)は、油分によく混ざらないため、油とワックスから出来るリップには不向きです。
試しにガラス容器に流してみると左の写真←のように 、そこにGSEがたまってしまいました。
TGR は、油とワックスからできるリップには混ざりません。少量使いなので混ざっているように見えましたが、こちらもガラス容器に多めに流してみると 、そこにTGRがたまってしまいました。
ビタミンEオイルは、きれいに混ざりました。10%程度なら濃い飴色のビタミンEオイルも色が出ずに混ざります。
ビタミンEは、血液の流れを促進しますので軟膏にも使われていることがあります。入れる量も少ないので、練り香の香りを邪魔することなく使用できます。
小麦胚芽オイル(ウィートジャムオイル)は、ビタミンEを非常に多く含むので、酸化防止としてお使い頂けます。こちらも10%程度なら色が出ずにきれいに混ざります。
ビタミンEは、血行を促進しますので軟膏にも使われていることがあります。こちらも入れる量も少ないので、練り香の香りを邪魔することなく使用できます。
ローズマリーから抽出された天然酸化防止剤です。保湿性が高く、老化防止にもよいらしいです。酸化しやすいオイル、軟膏などの酸化防止としてご使用頂く場合は、材料の0.15〜0.2%を入れて下さい。ハーブ調の香りがしますが、使用量はわずかです。練り香など、香りを重視するものにはROEが香りを邪魔するかもしれません。
・100mlのオイルに4〜5滴
水溶性の成分が入っていない軟膏やリップは、防腐剤は必要ないと考えています。しかし、軟膏や練り香はもう少し長く使いたいし、体のあちらこちらに塗る場合もありますので保存が心配になるかもしれませんね。良い効能も期待?!して入れてみてください〜
商品内容や保管・使用上の注意は、あらかじめ商品詳細ページにてご確認ください。