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手作り石鹸のpH方法

手作り石鹸のpH
pH値 液性
   〜3未満 酸性
3以上〜6未満 弱酸性
6以上〜8未満 中性
8以上〜11未満 弱アルカリ性
   〜11.0超 アルカリ性
pH

pHは水溶液の性質を表すものの一つです。pH(ペーハー)または、(ピーエッチ)といわれ、酸性からアルカリ性までを0〜14までの値で示します。pH6〜8が中性、それより小さい値が酸性、大きい値をアルカリ性とよび、中性より値が大きく外れるほど強酸性、強アルカリ性となり、人にも害を与える性質になります。身近な中性の代表的なものには水道水、酸性のものにはクエン酸やレモン、アルカリ性のものには、重曹、天然塩などがあります。

肌とpH

普通の石鹸のpH値は、およそ9〜11の弱アルカリ性になります。そして、肌のpH値は、個人差もありますが、4.5〜6.0程度なので弱酸性になります。老化肌や乾燥肌ではpH6に、反対に脂性肌ではpH4.5よりになるようです。 健康な肌は、弱酸性の肌に弱アルカリ性の石鹸を使用しても、数十分以内と短時間で中和してもとの弱酸性に戻す力があります。そのため、石鹸を使用してもお肌がずっとアルカリ性になってしまうことはないのです。
ただ、健康を損ないつつあるお肌は、弱酸性のお肌に戻りにくくなっていることはあるようです。弱酸性の化粧水などでヘルプしてあげるとよさそうですね。

pH試験紙

石けん水溶液のpHを調べることができます。
試験紙を2〜3cm切りとり、石鹸の水溶液に(1秒以内)つけてから5秒以内に変色カラーチャートと見比べて判定してください。

測定範囲:1.0〜14.0全域
特徴:大よそのpHを測るのに最適。 ロール式なので必要な長さに切ってお使いください。

* 35℃より低い温度の液体に使用してください。

pH測定器

石けん水溶液のpHを調べることができます。
器具により使い方が異なりますが、何度も使うことができpHが数値で判定されるのでわかりやすい。

測定範囲:1.0〜14.0全域
特徴:測定するところが繊細なので、メンテナンスや扱いがすこし面倒です。

* 消耗品の校正溶液ででの校正が必要です。

手作り石鹸のpHを測る

手作り石鹸の表面を1g削りとり、2g程の精製水で溶かします。石けん液に触れたものの性質も影響してしまうので、細かく削り手早く溶かしましょう。慣れてきたら固形の石鹸を精製水でぬらしてその部分にpH試験紙をつけてして、手抜きしてしまってます〜〜手作り石鹸 ))皆さんはきちんとしてくださいね。。。
試験紙も測定器も同じ石けん水溶液を2〜3回測定すると安心です。測定した物がpH8〜10.5くらいであれば使える石鹸のpHです。

* 石鹸を舌でなめてピリピリするかどうか確かめる方法は、危険ですので当店では推奨していません。