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ハーブ/生薬のBG抽出方法How To

ハーブ/生薬のBG抽出は、植物がもつ水溶性/油溶性の両方の有効成分を抽出することができます。この植物エキスは、アルコール抽出より刺激が少なく、グリセリンのような保湿効果があります。

Material

  • 《出来上がり 約70ml》
  •  1,3-ブチレングリコール (BG)… 40ml〜
  •  精製水  ………………………… 40ml
  •  ユキノシタ ……………………… 5〜8g

  • 外用として使用できます。

BGの代わりにプロパンジオールを使用できます。

BG抽出の作り方

作り方

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材料となるドライハーブや生薬が葉や花などの柔らかい部分を使用する場合はそのままで、種子、実、根、樹皮、樹脂など硬いものを使用する場合は、パウダー状のものを利用する他、潰したり、スパイスグラインダー、すり鉢やミルで細かくしておくと有効成分が抽出されやすくなります。

浸出油の作り方

乾燥ユキノシタを瓶に入れます。瓶によって入る量が前後しますが、大体で結構ですので入れてください。瓶はあまり横に大きすぎると空気に触れる面積が増えるので、ちょうどいいものを選ぶようにしてください。

BG抽出

乾燥ユキノシタを瓶に入れたところに、1,3-ブチレングリコール(BG)と精製水を乾燥ユキノシタが完全に隠れるまで入れてください。ハーブや生薬が空気に触れているとカビが生えたり、変質する原因になりますので、ハーブが完全にかくれるまで必ず足して入れて下さい。足すときにBGと水の割合がわからなくなってしまったらBGを足してください。

ブチレングリコール抽出

フタを閉め冷暗所に2週間、浸出を促すため毎日1回よく振ってください。またはキッチンペーパーを2重にして包み絞りこします。抽出液の中にハーブの残りがまだあるようならば再度よくこしてください。粘性が高くうまくこせなさそうな時は、ハーブ(生薬)が入らないように上澄みを静かに取り出すようにしてくだい。

1,3BGの抽出方法

BG浸出油

保存の目安

・約6ヶ月以内

保存容器

・消毒した容器にラベルを貼り保管

保存場所

・冷暗所保存

  • 生薬やハーブをBGで抽出してある 生薬エキスも販売していますので、手作り化粧水も簡単に楽しめます。
  • 植物がもつ水溶性/油溶性の両方の有効成分を抽出することができます。

Memo

・抽出エキスの濃度を5%以内になるよう薄め化粧水やクリーム等に使用することができます。

生薬の化粧水

* 生薬どうしの相性が悪いものがあります(沈殿を起こす)
 クジン(苦参)とユキノシタ(虎耳草)、ボタンピ(牡丹皮)、シャクヤク(芍薬)、ソウハクヒ(桑白皮)

生薬エキス抽出

Orangeflower Shop

濾紙
ろ紙(定性)
布やキッチンペーパーでは通り抜けてしまう細かいハーブやハーブパウダー、不純物を1度きれいに濾すことができる便利なろ紙です。
1,3BG
1,3BG(植物性)
サトウキビ由来のも1,3ブチレングリコールです。グリセリンより軽い使用感の保湿剤、防腐効果も期待できる。敏感な人向けの植物エキス抽出剤にどうぞ。
化粧用水
化粧用水HG
イオン交換樹脂により精製し、UV殺菌した手作り化粧品にむいている精製水です。殺菌剤の塩素や副生成物のトリハロメタン、金属イオンなどを除去した水です。
ユキノシタ(虎耳草)
ユキノシタ
ユキノシタ(虎耳草)の葉または全草を乾燥させたもの抗菌・抗炎症作用、毛穴のきれいにし肌を清潔に保ち、ニキビなどに使われてきた人気の生薬です。
透明ガラス瓶
透明ガラス瓶
ハーブの浸出に便利な容器。オイルが入っていても中栓付きなので漏れにくい。内容量も100mlと空気に触れる部分も少なくちょうどよい大きさです。

商品内容や保管・使用上の注意は、あらかじめ商品詳細ページにてご確認ください。