お急ぎの方に5日〜1週間で簡単に抽出でき、しかも保湿系保存剤の役割ももつ1,2ヘキサンジオールを使っているので、保存期間も長く、おすすめの抽出方法です。
外用として使用できます。
* BGの代わりにプロパンジオールを使用できます。
材料となるドライハーブや生薬が葉や花などの柔らかい部分を使用する場合はそのままで、種子、実、根、樹皮、樹脂など硬いものを使用する場合は、パウダー状のものを利用する他、潰したり、スパイスグラインダー、すり鉢やミルで細かくしておくと有効成分が抽出されやすくなります。
オトギリソウを瓶に入れます。瓶によって入る量が前後しますが、大体で結構ですので入れてください。瓶はあまり横に大きすぎると空気に触れる面積が増えるので、ちょうどいいものを選ぶようにしてください。
オトギリソウを瓶に入れたところに、1,3-ブチレングリコール(BG)、1,2-ヘキサンジオールと精製水をオトギリソウが完全に隠れるまで入れてください。ハーブや生薬が空気に触れているとカビが生えたり、変質する原因になりますので、ハーブが完全にかくれるまで必ず足して入れて下さい。足すときにBGと水の割合がわからなくなってしまったらBGを足してください。
フタを閉め冷暗所に2週間、浸出を促すため毎日1回よく振ってください。布またはキッチンペーパーを2重にして包み絞りこします。抽出液の中にハーブの残りがまだあるようならば再度よくこしてください。粘性が高くうまくこせなさそうな時は、ハーブ(生薬)が入らないように上澄みを静かに取り出すようにしてくだい。
・約10ヶ月以内
・消毒した容器にラベルを貼り保管
・冷暗所保存
1,2-ヘキサンジオールは、植物グリセリンやBGと同様に刺激性が低く保湿剤として
使用できるニ価のアルコール類です。保湿効果以外にも保存性に優れているので、
防腐剤をいてない化粧品や手作り化粧品ではよく使われているものです。
相性の悪い素材との組み合わせが少ないところも人気のポイントです。
生薬やハーブのエキス抽出に2〜5%配合すれば、通常よりはやく抽出できて
保存期間も長くなります。
抽出エキスの濃度を5%以内になるよう薄め化粧水やクリーム等に使用できます。
* 生薬どうしの相性が悪いものがあります(沈殿を起こす)
クジン(苦参)とユキノシタ(虎耳草)、ボタンピ(牡丹皮)、シャクヤク(芍薬)、ソウハクヒ(桑白皮)
商品内容や保管・使用上の注意は、あらかじめ商品詳細ページにてご確認ください。