天然界面活性剤の水素添加されていない大豆由来の植物性レシチンをつかった手作りクリームの作り方を説明しています。レシチンは、主要な乳化剤になることはなく、どちらかというと乳化のHLB値を調節し安定させるために使われます。合成界面活性剤を2〜3gを使うところ、1gをレシチンに置き換えて合成界面活性剤の量を減らしたクリームを作ることもできます。
天然界面活性剤だけでクリームを作りたいというリクエストがとても多いので、(お勧めしませんが…)成功しやすい方法を説明させて頂きます。レシピで使用している植物オイルはHLB値が6〜7、8としているので他のオイルにはかえないでください。クリームにならないことがあります。
〈ホホバオイル、スィートアーモンドオイル、アプリコットカーネルオイル、アボカドオイル、マカデミアナッツオイル、シアバターなら変更可能〉
乳液も天然界面活性剤だけで作ってみます。こちらもオイルによってうまくできないケースもありますので、レシピ通りに作って下さい。
〈オリーブスクワランオイル、分留ココナッツオイル〉
乳化剤ではありませんが、乳液やミルクローションを作るときに安定させるために入れることがある基剤です。ほんの少し入れるだけでも使い心地が柔らかくなります。 クリームに少量入れるとのびがよいテクスチャーになります。
商品内容や保管・使用上の注意は、あらかじめ商品詳細ページにてご確認ください。