3色のハーブ付手作りアミノ酸ソープセットも販売中です。
まず先にココイルグルタミン酸と酸化防止剤の亜硫酸水素Naを均一に混ざるようによく混合しておきます。ここを手抜きすると黄ばみの原因になります。《材料A》をIH・電磁調理器に対応の容器に入れ、軽く混ぜてプレートにのせ完全に溶かします。ここでは溶ければよいので、90℃を超えないようにします。溶けたらプレートから下ろしておきます。
《材料B》をIH・電磁調理器に対応の容器に入れ軽く混ぜあわせ、プレートにのせます。85℃でプレートから下ろします。
( 1 )をプレートに直接のせて温度を85〜90℃くらいまで上げます。( 2 )の液をスプーンで受けながら少しずつ入れて、しっかり混ぜ合わせます。1〜2分よく混ぜますが、泡はなくなっていません。
* 弱酸性と弱アルカリ性の化学反応で泡が少しでます、熱すぎるとたくさんでます。
3〜10分(※1)ほど静かに保温と加温を繰り返しながら泡がなくなるまで見守ります。固まってきたら加温しますが、加熱しすぎると泡立つので注意してください。慣れてくるとなるべく低温、短時間で黄色くなるのを軽減出来ます。
* 香りと色を入れるときは、ここで入れてください。
温度が下がると固まりだしますので、手早く残った泡をよけながら静かに型に流します。ハーブを散らすなどの細かい作業をするとき、残りの石鹸素地はプレートで保温しておきます。その後、室温、または冷蔵庫(冷凍庫)で固めます。
* 保温中に温度が下がらないように管理してください。
型から出して出来上がりです。表面が綺麗に型だし出来なかったときは、表面を擦るように水で洗い流します。当店のアイディアとしてエンボスヒーターで表面を滑らかにするとラップなしでも綺麗な表面です。
・常温保存……約6ヶ月
クリスタルのようなアミノ酸石鹸を目指すとき、どうしても気になる泡・・・
クリスタルのような石鹸にしたい・・・など、私の経験でまとめて随時更新していきます。
@ココイルグルタミン酸と液体《材料A》を量り入れます。
B温度管理はしっかり行います。プレートから下ろして静かによく混ぜます。《材料A》と《材料B》の温度差があったり、温度が高すぎると、一瞬、ふわっと化学反応が起きる事があります。
室温が低かったり、冷房の風が当たると石鹸素地の表面が泡とともに固まりやすくなります。
* アルコールや精油は、入れ過ぎると出来上がりの石鹸が柔らかくなってしまいます。
(※1)C酸化防止剤を入れないときは、この位の時に泡をよけながら型に流します。
酸化防止剤を入れている時は、ある程度の時間、高温状態が続いても黄色くなりにくいので、作業を続けることが出来ます。石鹸液の中にある水が小さな水蒸気の泡となってみえています、あとで熱で膨らんでいた泡も減ることがあります。しばらくすると泡の質がかわり大きな泡がたまにボコっと出て来るようになるころ、泡はなくなってきます。
* 加温しすぎて煮立ってしまわないように、プレートの温度管理に注意を払います。
アミノ酸石鹸の温度が少し下がりだしたときに入れると花びらなどが高温で退色しにくくなります。小さな花びらは流した後に散らせてもいいですし、流す石鹸素地に入れてもよいです。石鹸の中で花びらの間隔をバランスよく並べるときに、先の細い棒を入れて花びらを移動させます。
左の星形の金箔は、先にシリコーンモールドの底に貼り付けておきます。そうすることで方向が揃ってきれいにみえます。
金属の棒の場合は、棒が冷えているとそこで固まってしまいますので、先に熱い素地が入っている容器に入れるなどして温度差がないようにしておくとよいでしょう。
作成中には小さな泡が気になりますが、出来上がり日が経つとそれほど気にならなくなります。また、天然色素は時間とともに退色してしまいます。
商品内容や保管・使用上の注意は、あらかじめ商品詳細ページにてご確認ください。