上級
リキッドソープの素が一瞬の美しさで魅了します。
リキッドソープの素 | |
ココナッツオイル | 150g |
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オリーブオイル | 30g |
キャスターオイル | 20g |
苛性カリ(ディスカウント0%) | 57g |
精製水(50%) | 100g |
無水エタノール(20〜30%) | 50g |
希釈リキッドソープ 《出来上り約200g》 | |
リキッドソープの素 | 50g |
ローズウォーター(2倍希釈の割合) | 100g |
精製水 | 50g |
クエン酸 | 0.25g |
カラージェル:ワインレッド | 0.5〜1滴 |
無水エタノール | 少量 |
精油:ラベンダー | 5〜8滴 |
* 無水エタノール50g (約62ml ) → アルカリ計算機
紙コップに苛性カリと耐熱容器に精製水を入れ、混ぜながら完全に溶かします。苛性ソーダほど反応は激しくありませんが、よく換気をし吸い込まないようにしてください。温度は60〜70℃くらいに温度調節します。
ボウルにオイルを量り、湯煎にかけ温度を60〜70℃まで温めます。オイルは温度が上がり続けますので、目標温度の少し前に湯煎から下ろします。引火しやすいアルコールも使いますので電磁プレートがお勧めです。
苛性カリ水をオイルの入ったボウルに加え、ヘラで3〜5分よく混ぜてください。湯煎にかけて80〜90℃になるまで温度を上げます。アクのような固まりが浮いています。
ここからは特に沸点78.5℃のエタノールを使用しますので火気厳禁です。IH電磁調理器などの電化製品は使用場所を考え、エタノールの側では使わないようにします。エタノールは揮発性の成分ですので、細心の注意を払い作業します。また、作業中にエタノールを吸い込まないようにしてください。お部屋の窓を開け十分に換気をします。
エタノールを入れ混ぜていると表面に泡がでてきます。ヘラを入れると細かい泡がたくさんでてきて、ふき上がりそうになるので、「軽く混ぜる」→「ヘラを出す」を繰り返して様子を見ながら軽く混ぜます。エタノールを入れてからこの反応が出るまではオイルの種類により変わります。ココナッツオイルだけで5〜20分となります。
* エタノールを使用するので必ず火元を止めて作業し、湯煎が冷めたら安全を考慮し温め直します。
しばらく混ぜると反応がおさまり、液体が重く半透明のジェル状になります。半分量のジェル状の石鹸をモールドに流します。その後、残り半分にあらかじめエタノールと混ぜておいたカラージェルで色付けして、よく混ぜてから上から流します。
2時間〜1日ほどよく保温します。アルカリ度が高いときは保温する方が鹸化が進むのでアルカリ度の下がりが良くなります。phによってはすぐに使えますが、2〜3日置いておくとマイルドな使用感になります。
できあがったリキッドソープの素は、pHが落ち着く3〜4日後に希釈をします。できあがった石鹸の素で約7回分のリキッドソープを作ることができます。
保存の目安
・常温保存……約1〜2年
耐熱ガラス容器に小さくした固まりのリキッドソープの素を入れて、温めたローズウォーターを静かに計り入れます。
時々、静かに混ぜながらこのまま数時間〜1日くらい放置すると、透明なリキッドソープに溶けていきます。急ぐときは軽くラップをして、お湯が沸かないよう10秒ずつ確認しながら繰り返し電子レンジで熱を加えます。ソフトオイル、アルコール無しで作ったリキッドソープは、曇りがでることが多くあります。
希釈した液のペーハーをペーハー試験紙や測定器で測定します。
・pH値は9.2〜10くらいが理想的
pH調節にクエン酸を使いますので、約5%溶液を作ります。ビーカーに精製水とクエン酸を入れて溶かします。
溶けたクエン酸溶液を少しずつリキッドソープの中にいれます。pHを確認しながら何度かに分けて調節していきます。最後の微調節は、スポイトなどを使うくらい慎重にしてください。入れ過ぎると分離することがあり元には戻りません。
* 酸性成分が入ると、一瞬、白濁しますがよく混ぜると戻ります。
リキッドソープを40℃くらいに温めると精油が混ざりやすくなります。精油がよく混ざったらカラージェルを混ぜていきます。
* 香り付の時は、立ち上る香りを吸い込まないように気をつけてください。
・冷暗所保存……約3〜4週間
リキッドソープの素はエタノールが入っていて、いつものCP石鹸とは切る感触が全然違います。切った瞬間にくっついてしまいますので、1つずつ丁寧に切り分けましょう〜
当店のカラージェルのうち(色のにじみあり)のタイプをお選びください。
カラージェル(マリンブルー、エメラルド、レモンイエロー、オレンジ、ワインレッド、カシスグレープ,バイオレッドブルー)
その他のカラージェルは、これらに比べると透明度がやや落ちます。
カラージェルは少量でも色が濃くでます。別容器に2〜3滴たらしてエタノールを混ぜておきます。楊枝の先などを使い、少量のカラージェルをとります。そして、少しずつ色を追加していくことで、お好みのカラーにするとよいでしょう。
◇エタノールは約78℃で気化して可燃性ガスとなり、火気の近くでは引火・爆発することがあります。使用する時は、風通しに気をつけ、通電している電化製品や火気の近くには、絶対に置かないでください。◇皮膚や目を痛めることがあります。◇濃いアルコールに直接皮膚をさらすと、荒れる可能性があります。◇アルコール消毒などで反応が出てしまう敏感な方は、使用はおやめください。◇直接目に入ると刺激があります。すぐ水でよく洗ってください。ひどい場合には医者の手当を受けてください。
* 当店のリキッドソープの元の写真の見せ方の一部は、Aromatica様に許可を頂いております。講師資格はAromatica様へ
商品内容や保管・使用上の注意は、あらかじめ商品詳細ページにてご確認ください。