
今回はたくさんの色と香りを作ります。グリセリンソープを溶けやすいように小さくカットして、作りたいフルーツごとに紙コップにいれます。
* 空気中の水分を引き寄せやすいため、残ったグリセリンソープは空気に触れないようラップなどで包んで保管してください。

もとからソープベースに含まれる水分が、蒸発しすぎないように温めるときは必ずラップをしてください。水分バランスが崩れると水滴が付いてしまう場合があります。

湯煎が望ましいのですが、耐熱性の容器に入れて電子レンジで約5〜20秒程加減をしながら溶かします。やりすぎると吹き上がって気泡が入ってしまうので目を離さないように注意してください。

ラップを外して、精油とカラージェルを入れてよくかき混ぜます。カラージェルは、少量でも色が濃くでるカラーがあります。楊枝の先につけて少量づつ色を足していくようにしてください。

お好みのイチゴの色合いになったら3Dモールドにゆっくり流していきます。紙コップの先を少しつまんで折ると、小さい場所にも注ぎやすくなります。常温、または冷蔵庫で固めてください。

型から石鹸をだしたら風通しのよいところで2〜3日乾燥させてください。冷蔵庫で固めたときは季節や天気により結露することがありますので、扇風機や風通しのよいところで乾燥させながら常温に戻してください。

・常温保存……約6ヶ月〜1年

〈イチゴ〉ホワイトベースですと腐る寸前に見えます…パプリカレッドの他、ワインレッド1滴+レモンイエロー2滴でもできます。
〈バナナ〉ホワイトベースで、出来上がったところにに少量の酸化鉄黄色で種の色を入れました。
〈キウイフルーツ〉バナナのモールドを使用しています。ソープベースはクリアーでも作れます。中心と種の部分は先に表面を削っておき、色をのせるとのりやすくなります。
〈オレンジ〉一度クリアーを流したものをモールドから外し、皮の部分を切り落とします。もう一度型に戻して皮の部分に濃くしたオレンジを流します。とりだした後、ホワイトで色付けしたベースに先の尖った棒で筋を入れるようにソープベースをのせていきます。色にじみ(色移り)無しにする為にバレンシアを使う時は、果肉の部分を少量にすると透明感をだすことができます。皮の部分の色を濃くしたいときはパプリカレッドを少量入れて調節します。

ベリー系は、ソープベースのクリアーとホワイトを両方作り組み合わせると仕上がりがきれいです。
〈ラズベリー〉
色にじみ(色移り)無しにしたいときは、パプリカレッド+ロイアルパープルで色を作ります。
〈ブルーベリー〉
こちらも色にじみ(色移り)無しにしたいときは、パプリカレッド+ロイアルパープル+ブラックで色調節します。
〈ピーチ〉
ソープベースはどちらでもきれいに仕上がります。

グリセリンソープベースの色付けには、カラージェルを使うときれい
に着色できます。カラージェルに大きく分けると2種類あり、
色にじみ(色移り)ありのタイプと無しのタイプです。
目的によって使い分けてください。
ロールケーキやショートケーキ、カップケーキソープなどのスィーツ
ソープの飾り付けとしてフルーツソープを使う時は、色移りがしない
ように考慮しなければいけません。にじみなし(色移り無し)タイプ
を選ぶようにしてください。
微妙な色調節をするときは、カラーマイカパウダーやカラーパウダー
を使用すれば色移りしません〜
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商品内容や保管・使用上の注意は、あらかじめ商品詳細ページにてご確認ください。