宝石石鹸を作る透明プラコップと色を合わせる紙コップを用意します。
*プラコップは再利用できる事がありますが、紙コップを使いたくない方は耐熱容器をお使いください。
グリセリンソープを溶けやすいように小さくカットして、紙コップ(耐熱容器)にいれます。
* 空気中の水分を引き寄せやすいため、残ったグリセリンソープは空気に触れないようラップなどで包んで保管してください。
もとからソープベースに含まれる水分が、蒸発しすぎないように温めるときは必ずラップをしてください。水分バランスが崩れると水滴が付いてしまう場合があります。
〈2〉でグリセリンソープを入れた紙コップ(耐熱容器)を電子レンジで約5〜20秒程加減をしながら溶かします。やりすぎると吹き上がって気泡が入ってしまうので目を離さないように注意してください。
何色か作る場合はその分の紙コップ(耐熱容器)を用意します。溶けたグリセリンソープの中にカラージェルを1滴入れ、よく混ぜて色付けします。お好みの濃さになるよう調節してください。
* 香り付けしたい時はここで着香します。立ち上る香りを吸い込まないように気をつけてください。
入れたグリセリンソープが固まるのを待ちます。冷蔵庫に少しの間入れても構いません。完全に固まる前に表面をスパーテルなどの棒で傷をつけたり、押したりして凸凹をつけておきます。こうすると次の色を重ねても後でとれてしまうことがありません。
* 表面に泡ができたときには、素早くエタノールをスプレーして消します。
グリセリンソープを流し終えたら、そのまま固めてください。冷蔵庫に入れると動いている模様が早く止まり固まります。デザインによって入れた方が良い場合もあります。
固まったらプラカップからとりだし、イメージ通りにカットして仕上げてください。カットした石鹸は、もう一度溶かしたり、モザイク石鹸にするなど作り替えることができます。
カットした面の角を丸くしたい時は、表面を擦るように水で洗い流します。スポンジを使って角を丸くしてもいいでしょう。水滴を拭き取りエタノールをかけて乾かすとはやいようです。
乾燥したらはやめに塩化ビニル樹脂製の伸びるラップでくるみ、空気をきれいに抜きます。宝石石鹸の後ろ側に持って行き、テープで留めて出来上がりです。
・常温保存……約6ヶ月〜1年
天然の石を透かしてみたりよく観察すると、色や形、模様の入り方と、なんとなく石を作る際のヒントがわかってきます。
@カラージェル:ホワイトにカラージェル:パールピンクで色付けしたソープを流して模様を入れます。
Aカラージェル:ホワイト→カラーマイカ:ゴールデンスパークル→透明のままのグリセリンソープで層を作ります。
Bカラージェル:パールピンクに少量のカラージェル:ワインレッドで色付けして流します。そのグリセリンソープを少量残しておいた中にカラーマイカ:ジェリー・ピンクを入れます。先に流した物が固まる前に流し入れきれいに混ぜずに模様にします。
C透明のままのグリセリンソープ→カラーマイカ:ゴールデンスパークル→カラージェル:ホワイトで色付けしたソープの層を作ります。
Dカラージェル:ワインレッドでほんの少し色付けしたソープを上から流し、下のホワイトのソープをスパーテルで少し引き上げて馴染ませます。
見本にしたローズクォーツは表面がツルツルに磨いてあります。石鹸の方も磨いてみました。小さなスポンジを使い水で流しながらします。スポンジの粗い方で先に角を丸くして、そのあと柔らかいスポンジ面で表面を丸く仕上げます。1つのカップから約75gの宝石石鹸、もう1つのカップから約35gの石鹸が2個できました。
商品内容や保管・使用上の注意は、あらかじめ商品詳細ページにてご確認ください。