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紫外線防止剤サンスクリーン剤のSPF

素材 粒子径 コーティング 表面性質 SPF
2〜5
SPF
6〜11
SPF
12〜19
SPF
->20
cs-12
超微粒子二酸化チタン
50〜100nm ステアリン酸、
水酸化アルミニウム
親油性
(撥水性)
1% 3% 5% 7%
cs-17
超微粒子二酸化チタン
15nm シリカ 親水性 1% 3% 5% 7%
cs-04
二酸化チタン
(アミノ酸コーティング)
300nm 植物性ステアロイルグルタミン酸、
水酸化アルミニウム
親油性
(撥水性)
4% 8% 12% 20%
cs-14
微粒子二酸化チタン
(ベージュ)
50〜90nm 水酸化アルミニウム 親油性
(撥水性)
1% 3% 5% 7%
cs-02
二酸化チタン
250〜300nm 水酸化アルミニウム 親油性 4% 8% 12% 20%
cs-03
二酸化チタン
250〜300nm なし 親水性 4% 8% 12% 20%
cs-16
微粒子酸化亜鉛
(アミノ酸コーティング)
30〜40nm ステアロイルグルタミン酸2Na、
水酸化カルシウム
親油性
(撥水性)
2% 4% 6% 10%
cs-15
酸化亜鉛
290nm なし 親油性 5% 10% 15% 20%

手作り日焼け止めクリーム



粒子径について

パウダーの粒子径が小さいほど白浮きしにくくSPFも高くなります。


アミノ酸コーティングについて

他のコーティング剤に比べ石鹸で落ちやすいタイプとなります。


* この表は厳密なものではありません、おおよその目安ですので自己責任でお願いします。
* SPF値の使用量の目安は、クリームや乳液のような乳化系の場合のものとなります。
* この表を使い損失がでた場合も当店では一切の責任を負いかねますので充分ご注意ください。

親水性・親油性・撥水性(疎水性)

二酸化チタンや酸化亜鉛の場合、親水性と親油性、撥水性(疎水性)があります。親水性と親油性ですが、水溶性と油溶性とは違います。 ”●溶性”は、溶けるという時に使われますが、”親●性”は馴染み分散しやすいという時に使われます。 「親水性は、チタンの粉が水に分散し馴染みやすい。」ということになります。
撥水性はオイルに馴染みますが水をはじくので水と合わせることはできません。疎水性と撥水性は、同じような性質として扱われます。
当店の二酸化チタンや酸化亜鉛は、親水性は油にも、親水性は油にも分散はしますが時間が経つと沈むことがあります。

使い分けのポイントは、親水性は乾燥しやすいため手作りコスメには親油性がよく使われ、親水性は石鹸の色つけなどに使われています。
また、アミノ酸コーティングは、弱酸性で柔らかな感触の植物性由来のコーティングが使われていて、他に比べて石鹸で落ちやすいタイプとなります。

石鹸の色付けにお勧めの二酸化チタン

《苛性ソーダを使った手作りCP石鹸》
 ・cs-02 二酸化チタン(親油性)
 ・cs-03 二酸化チタン(親水性)

《グリセリンソープベースを使ったMP石鹸》
 ・cs-02 二酸化チタン(親油性)
 ・cs-03 二酸化チタン(親水性)…◎


手作りCP石鹸の色付けについて
グリセリンソープの色付けについて

* CP石鹸の色づけの際にブレンダーを使わずに手だけで撹拌すると、チタンの粒が残る場合があります。

手作り化粧品にお勧めの二酸化チタン

親水性は乾燥しやすいため手作り化粧品には親油性がよく使われています。
特にパウダリーファンデーションなどパウダー状で使うものは、親油性がお勧めです。クリーム状の物は、親水性でもよいかもしれません。

また、アミノ酸コーティングは、弱酸性で柔らかな感触の植物性由来のコーティングが使われていて、他に比べて石鹸で落ちやすいタイプとなります。