上級
優しいスィートアーモンドオイルから作るハンドソープ
リキッドソープの素 | |
ココナッツオイル | 80g |
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スィートアーモンドオイル | 120g |
苛性カリ(ディスカウント0%) | 52g |
精製水(50%) | 100g(85g) |
無水エタノール(30%) | 60g(75g) |
希釈リキッドソープ 《出来上り約200g》 | |
リキッドソープの素 | 50g |
精製水(2倍に希釈の割合) | 100g |
クエン酸 | 0.5g |
精製水 | 100g |
植物性グリセリン | 5g |
精油:パパーミント | 3〜5滴 |
*「無水エタノール」を「消毒用エタノール」にする時は(g)←この量に変更
消毒用エタノール:15℃でエタノールを76.9〜81.4v/v%含む
無水エタノール60g ( 75.4ml
) → アルカリ計算機
「アーモンドのハンドソープの素」のレシピを使い、基本の作り方で液体石鹸の素を作ります。できあがったリキッドソープの素は、pHが落ち着く3〜4日後に希釈をします。できあがった石鹸の素で約7回分のリキッドソープを作ることができます。
保存の目安
・常温保存……約1〜2年
耐熱ガラス容器に小さくした固まりやペースト状のリキッドソープの素を入れて、湧かした精製水を静かに計り入れます。
時々、静かに混ぜながらこのまま数時間〜1日くらい放置すると、透明なリキッドソープに溶けていきます。急ぐときは軽くラップをして、お湯が沸かないよう10秒ずつ確認しながら繰り返し電子レンジで熱を加えます。ソフトオイル、アルコール無しで作ったリキッドソープは、曇りがでることが多くあります。
希釈した液のペーハーをペーハー試験紙や測定器で測定します。
・pH値は9.2〜11弱くらいが理想的
pH調節にクエン酸を使いますので、約5%溶液を作ります。ビーカーに精製水とクエン酸を入れて溶かします。
溶けたクエン酸溶液を少しずつリキッドソープの中にいれます。pHを確認しながら何度かに分けて調節していきます。最後の微調節は、スポイトなどを使うくらい慎重にしてください。入れ過ぎると分離することがあり元には戻りません。
* 酸性成分が入ると、一瞬、白濁しますがよく混ぜると戻ります。
リキッドソープのpH調節ができたら精油とグリセリンを入れてよく混ぜます。この時、リキッドソープは温度を少し50〜60℃に上げておくとよいでしょう。温度が低いと濁ったままになることがあります。
* 香り付の時は、立ち上る香りを吸い込まないように気をつけてください。
・冷暗所保存……約3〜4週間
液体石鹸の素を流すときに、タッパーなどを使うことがありますが、少し注意が必要です。特にエタノールを使用するレシピの場合に起こりやすいのですが、容器にくっついてしまい中身を取り出すのに大変苦労することがあります。シリコンモールドやタッパーの中にラップやクッキングペーパーを敷くなどの工夫をすると後が楽です〜 ))
透明石鹸や液体石鹸の素を作る時に、材料としてエタノールが入ります。このエタノールとアクリルの相性がよくないので数回使うと写真の様にバリバリにクラックが入ってきます。タッパーやシリコン、プラスティック製の石鹸型を使うようにしてください。
また、アクリルモールドの中にクッキングペーパーを中敷きとして敷くと、使えなくはないのですが、絶対ではありませんので慎重になさってください。
◇エタノールは約78℃で気化して可燃性ガスとなり、火気の近くでは引火・爆発することがあります。使用する時は、風通しに気をつけ、通電している電化製品や火気の近くには、絶対に置かないでください。◇皮膚や目を痛めることがあります。◇濃いアルコールに直接皮膚をさらすと、荒れる可能性があります。◇アルコール消毒などで反応が出てしまう敏感な方は、使用はおやめください。◇直接目に入ると刺激があります。すぐ水でよく洗ってください。ひどい場合には医者の手当を受けてください。
商品内容や保管・使用上の注意は、あらかじめ商品詳細ページにてご確認ください。