できあがったリキッドソープの素は、pHが落ち着く3〜4日後に希釈をします。耐熱ガラス容器に小さくした固まりやペースト状のリキッドソープの素を入れて、湧かした精製水を静かに計り入れます。
時々、静かに混ぜながらこのまま数時間〜1日くらい放置すると、透明なリキッドソープに溶けていきます。急ぐときは軽くラップをして、お湯が沸かないよう10秒ずつ確認しながら繰り返し電子レンジで熱を加えます。ソフトオイル、アルコール無しで作ったリキッドソープは、曇りがでることが多くあります。
希釈した液のペーハーをペーハー試験紙や測定器で測定します。
・pH値は9.2〜11弱くらいが理想的
pH調節にクエン酸を使いますので、約5%溶液を作ります。ビーカーに精製水とクエン酸を入れて溶かします。
溶けたクエン酸溶液を少しずつリキッドソープの中にいれます。pHを確認しながら何度かに分けて調節していきます。最後の微調節は、スポイトなどを使うくらい慎重にしてください。入れ過ぎると分離することがあり元には戻りません。
* 酸性成分が入ると、一瞬、白濁しますがよく混ぜると戻ります。
リキッドソープのpH調節ができたら精油(色)を入れてよく混ぜます。この時、リキッドソープは温度を少し50〜60℃に上げておくとよいでしょう。温度が低いと濁ったままになることがあります。
リキッドソープにとろみを出したいときにとろみ成分を入れます。あらかじめ少量のグリセリンや1,3ブチレングリコールなどでとろみのガム成分を混ぜておきます。そこにリキッドソープを一気に加えよく混ぜます。
・冷暗所保存……約3〜4週間
商品内容や保管・使用上の注意は、あらかじめ商品詳細ページにてご確認ください。