ボディパック、フェイスパック、ヘアーパックなど、パックのベースに使える基材の種類はたくさんあります。ここでは代表的なものだけ紹介します。たくさんのアイディアでセルフケアができるといいですね。
クレイは各種ミネラルを豊富に含み、マイナスイオンが老廃物や角質を吸収吸着して取り除く他、おだやかな抗菌作用、抗炎症作用があるとして、古くから世界各地で使われてきた自然療法の代表的な素材です。
* 色の濃さなど目立たない部分でお試しになってからご使用ください。
・色の濃い物は、肌への色移りの可能性を考慮し少量使いにする。
・ご使用の前にクレイパックの仕方もお読みください。
天然ベントナイトから高純度のモンモリロナイトを抽出精製したパウダーです。クレイパウダーとして使えるほか、膨潤力があるので水を含むとジェル状になり、ジェルベース、パックの基剤として使うことができます。
乳化作用もあり少量のオイルもあわせて使用することもでき、腐りにくく高温にも強い安定性を持つ性質です。
・パックとしての使用量……5〜10% (出来上がり100に対して5〜10)
* クレイは金属を腐食させる為、道具は陶器やガラス・木製をお使い下さい。
ハーブの香りや有効成分を利用できる。60〜70℃のお湯を加えてパックを作るとハーブティーのように成分を効率よく抽出することもできます。使用時には温度は下げてください。
ハイビスカスパウダーなど濃い色のハーブパウダーは、色素がお肌に移る場合があるりますので、他の材料と混ぜて使用量を調節してください。
* 色の濃さなど目立たない部分でお試しになってからご使用ください。
海水・淡水から自然のパワーであるミネラルを豊富に含んだ天然素材です。真珠パウダーやケルプパウダーは、特に手作りパックにオススメの材料です。
ケルプのパックをした後のつるつる感はとてもよく、是非お試頂きたい材料の一つです〜
* 色の濃さなど目立たない部分でお試しになってからご使用ください。
油分を混ぜることで、パックの乾燥によるお肌への刺激をやわらげ、肌の乾燥を防ぐ働きをしてくれます。また、ハーブなどを抽出したオイルは、オイルやハーブが持つ有効成分をうまく利用することができます。自分で抽出するほか、すでに抽出されているオイルも利用できます。
シンプルなパックに多く使われているベースの成分です。他の成分の溶媒として使われます。当店では、手作り化粧水に水道水ではなく精製水を使用することをお勧めしております。
精製水とは、ミネラル(金属)、金属イオン、塩素をイオン交換樹脂、活性炭などで除去したものです。
* 水道水は、塩素などが入っているのでおすすめしません。
芳香蒸留水は、材料となる植物を水蒸気で蒸留して精油をとるときにできる副産物です。そのためごく微量の精油成分が自然な形で含まれます。
しかし精油は油溶性の成分ですので、芳香蒸留水に含まれている成分のほとんどが水溶性芳香成分(有効成分)となります。そのため、ラベンダー、ローマンカモミールの芳香蒸留水は精油とはまた違った香りがします。また、含まれている植物の水溶性芳香成分(有効成分)は、弱酸性であることが多くパックのベースにはおすすめの材料です。単品はもちろん、それぞれを混ぜあわせて使うこともできます。
ハーブの水溶性成分を抽出する方法です。 抽出された抽出液は化粧水やジェルのベースとして使われる他、パックの基剤など手作り化粧品の材料として使うことができます。
手作りパックにとろみをつけたい時、脂性肌でオイルをあまり使いたくない時には、レシピにジェル基剤や増粘剤を入れてみてください。少しとろみがあるとパックの扱いもしやすくなり、肌の上で長い時間留まることができますので、有効成分が効率よく期待できるようになります。
キサンタンガム・クリアー、グアガム、クリスタルジェル、アロエベラ・ジェル(オーガニック)、DMAEジェルベース など
商品内容や保管・使用上の注意は、あらかじめ商品詳細ページにてご確認ください。